おもてなしの担い手たち
【PRO-FILE no.6】
サンシティパレス塚口
料理長:多田慎也
39歳・2015年入社(中途)
おもてなしの担い手たち
【PRO-FILE no.6】
サンシティパレス塚口
料理長:多田慎也
39歳・2015年入社(中途)
新卒で、世界各国の国賓・VIP・政財界の皆様をはじめとする、各界の著名人に愛されてきた老舗の高級料亭に入社。20年ほど勤務したのち、サンシティパレス塚口、そしてサンシティタワー神戸と新しい施設が立ち上がろうとしていた時期に、オリンピアに転職したベテランの先輩から、手伝ってほしいとお話をいただいたことがキッカケです。現在はサンシティパレス塚口の料理長として、約70名のスタッフのマネージメントだけでなく、おもてなし特別料理(※ご来客、ご家族、お仲間とのパーティ用…といったご予算、ご希望をお聞きしておつくりするおもてなし用の特別メニューのこと)を担当しています。
12番目の施設としてオープンしたサンシティパレス塚口は、約36,000m²(11,000坪)という関西圏でもトップクラスの広大な敷地の中に居室数は約600室。一日に提供する食数はおおよそ1000食。前職では50食程度でしたから、とにかく食数が多いことに驚きました。私たちが作る、サンシティの中での「食」は健康維持だけでない、喜びや楽しみといった、ご入居者の生きがいに直結しているサンシティの中でも肝となる、もっとも重要な部門のひとつです。調理量は前職と比べてもはるかに多いものの、丁寧な仕込みに、食材の原価率も一般的なレストランより驚くほど高く、良い食材がたくさん使えるので、高級料亭さながらのクオリティの高いお食事を提供できていると思います。また、老舗料亭で積み上げてきた20年間の経験、スキルを十分に活かせる環境です。
飲食業界は縦社会の風習が根強く残る業界と言われていますが、オリンピアは違います。単なる仲良しチームではない、お互いの経験値や個性を生かし合う雰囲気がありますね。そして、料理人とご入居者であるお客様とのコミュニケーションが多いことも特徴です。前職ではお客様との会話もなければ、表情も伺うこともできませんでしたので、新鮮です。反応をダイレクトに感じることができるので、勉強になることも多いと思います。ですので、料理が好きというだけでなく、ご入居者とのコミュニケーションも楽しみたい!という方に入ってきていただきたいですね。また、朝から晩まで、といった一般的な飲食業界で耳にするような勤務形態ではなく、シフト制で休みもしっかりいただけるので、明るいうちに帰ることも(笑)自身を磨く時間や家族と過ごす時間を確保できますよ。
おいしい食事を前にすると、自然と会話もはずみ、笑顔になります。作った自分も嬉しくなる…「食」は幸せに繋がっているなと日々実感しています。この仕事に終わりはありません。私自身も、ここに来たときと今では、新たな経験が加わり、日々、変化・成長していると感じます。オリンピアとの巡りあいに感謝し、これからもメンバー、そして会社とともにさらに成長していきたいと思っています。将来的には、ここだけの話、サンシティの中に、おもてなし専用のレストランを作りたいと思っています。ご入居者がここぞというときに来てくださる、カウンターだけのお店…いかがでしょうか?まだ漠然としていますが(笑)。